選択は3D編集に不可欠な基本動作で、Blenderには様々な選択方法が用意されています。
3D Viewヘッダー→Selectで選択に関するメニューを開きます。
モードによって選択できる対象が異なります。
デフォルトでの動作です。右クリック選択の場合はクリックボタンが逆になります。
3D Viewヘッダーから(2.7系以前ではCtrl+Tabのメニューも可)何を選択するか指定します。
Shiftキーを押しながら複数選択可能です。
頂点、辺、面、隠線処理(Wireframe、BoundingBox時は選択不可)
奥にある頂点や面を表示しないようにすると、手前側の要素を選択するのが容易になります。
2.8系以降ではWキーを押す度に以下の選択ツールが切り替わります。画面下にあるステータスバーで現在の選択ツールを確認できます。
Shiftキーを押さなくても連続選択になります。
十字のラインが出現し、クリックした箇所から斜めにドラッグして範囲を指定すると、その範囲内にある頂点などを選択します。
円形の選択ツールになり、なぞった場所にある頂点などを選択できます。
大きさは+-キー(またはマウスホイール)で設定し、左クリックで決定、中ボタンで選択解除、右クリックで終了します。
Ctrl+ドラッグすると範囲内の頂点などを選択できます。
ヘッダー→Selectまたはショートカットキーで様々な選択機能を実行できます。
以下は2.8系をベースにした並び順です。
オブジェクトモードでは同じ親を持つ子オブジェクト、エディットモードでは頂点グループなどを選択します。
全選択状態、何も選択していない状態では動作しません。
Selectメニューから実行した場合はパネルが表示され、loopsとringsの切り替えが可能です。
Lキー→Select Linkedを実行し、マウスカーソルが乗った部分と繋がるメッシュを選択できます。
実行後、区切りに使用する要素を変更できます。Shift+Lキーで選択を解除します。
実行名は「Select Linked All」です。
Select Linkedとの違いは実行前に選択部分が必要、実行後のパネルにDeselectが無い事です。
面選択モードでCtrl+クリックで現在選択されている面からマウスカーソルが乗っている面までの最短距離になる面を選択します。
実行後、表示されるパネルから計算方法を切り替えできます。
Select Vertex Pathを選択すると更に距離の計算メソッド選択メニュー(3D View→Tool ShelfT→Select Vertex Path)が表示されます。
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