Subdivision Surfaceはオブジェクトの面を分割し、より精細な表示を可能にするモディファイアです。
Subdivideを使った分割とは違い、コントロールできる頂点数を保ちつつ表示のみに影響します。
角張ったソリッド表示を滑らかに表示したい場合は、分割数はあまり高くせずにSet Smoothでスムージングします。
細分化表示したいオブジェクトを選択し、モディファイアを付加します。
Ctrl+数字キー(テンキーでは無い)で細分化数を指定してモディファイアを付加します。
分割アルゴリズムがCatmull-Clarkの場合、オブジェクトの角が丸まって都合が悪くなる事があります。
辺に重み付けをすると、部位ごとに異なる曲面を持たせたり、曲面と鋭角を共存させる事が可能です。
Edit Modeで辺を選択し、Creaseでマウスを動かすか、動かしている最中にテンキーで値を入力し重み付けを行うと曲面化の度合いを調整できます。
またはパネルから数値を設定します。
3D ViewportShift+F5→サイドバーN→Itemタブ→Transformパネル→Crease
3D ViewShift+F5→PropertiesN→Transformパネル→Mean Crease
TransformプロパティN→Median Creaseのウェイト値を入力
基本オブジェクトのPlaneなどは単純な平面なので、角を形成する2つ(またはそれ以上)の辺を選択してからクリースを設定します。
辺を鋭くしたい場合はEdgeSplitモディファイアでの鋭角作成を利用します。
立方体のCubeをCatmull-Clarkで細分化すると球体に近付きます。
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