アニメーションは時間と共にオブジェクトが動いたり、シミュレーションの様子などを表示できます。
フレームはBlender内の時間の単位になります。
アニメーションはフレームに記録された状態を連続して再生する事で表現されます。
Timelineエディターで現在のフレームや、再生の長さなどを表示します。
再生や停止などのボタン類もあります。
2.6系以降なら画面レイアウトのプリセットからAnimationを選択すると作業が容易になります。
Blenderカスタマイズ(操作画面の位置)
現在のフレームに対するオブジェクトの位置や色などの状態を記録します。
あらゆる項目でキーフレーム挿入が可能で、以下のショートカットキーの他、項目上で右クリック→Insert Keyframeで設定する事もできます。
キーフレームが挿入された項目は色が変化し、フレーム数を動かすと次に挿入したキーフレームとの間のTime値はさらに別の色になります。これにも新たにキーフレームを挿入可能です。
Alt+Iで削除できます。
カメラ視点の左からオブジェクトが現れ、右へ移動するアニメーションを作成します。
アニメーションの開始位置にオブジェクトを設置します。
最初に現在のフレーム数を1にして、位置のみキーフレームを挿入します。
次に現在のフレーム数を11にします。
移動させたい地点にオブジェクトを動かし、同じようにキーフレームを挿入します。
以後、10フレームおきにオブジェクトの動きを入力していきます。
以下の例では水平移動の他、上下移動も加えています。
挿入されたキーフレーム間は自動で補間されて再生時には滑らかな動きになります。
設定されたフレーム数のシミュレーション(プレビュー)が実際のアニメーションとして出力されます。
始まりと終わりのフレーム数を設定します。
Timelineのフレーム表示部分の他、以下からも設定できます。
アニメーションは3Dビュー上で確認できます。
Timelineヘッダーの再生ボタン、または以下のショートカットキーで再生できます。
Timelineウィンドウでバーをドラッグして各フレーム上での動きを確認する事もできます。
動画形式、またはフレーム数の分だけ画像をレンダリングして出力します。
オブジェクトが移動するアニメーションの完成です。
使用したのは位置移動だけですが、オブジェクトの大きさやマテリアルなど様々な要素を変化させる事も可能です。
10フレームおきにマテリアルの色を変えたものです。
色が変化するアニメーションにしたい時は、マテリアル設定で色を変え、項目上でIキーのメニューからキーを挿入します。
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