Blenderエディタータイプ(NLA Editor)

Blenderのエディタータイプ「NLA Editor」の解説
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NLA Editor

NLA EditorNLAはノンリニアアニメーションの略で、キーフレーム間のアクションをストリップ表示し長さの変更や複製などを編集できるエディターです。
アクションストリップは複製して繋いだり、上下に配置してレイヤー化できます。

 

NLA Editor

 

使用バージョン
Blender2.67b、2.80

 

 

2.8系以降の表示名はNonlinear Animationで、パネルの項目も2.6系とほぼ同じです。

 

アクションストリップ

パネルの機能を使用するには、アクションをストリップに変換する必要があります。
アクション名の右にあるアイコンをクリックして、ストリップ表示にします。
Blender2.6のアクションストリップ

 

Properties(N

Animation Dataパネル

アクション選択時以外ではNewで新規アクションを作成します。
Blender2.6のAnimation Dataパネル

 

Active Trackパネル

選択中ストリップが属するトラックの名前が表示されます。
Blender2.6のActive Trackパネル

 

Active Stripパネル

選択中ストリップの設定です。
Strip ExtentsStart FrameからEnd Frameがストリップの長さになります。
Blender2.6のActive Stripパネル

 

Action Clipパネル

ストリップを内包するアクションの設定です。
Action ExtentsStart FrameからEndFrameがアクションの長さで、Sync Action Lengthでストリップと同期させます。
Blender2.6のAction Clipパネル

 

Evaluationパネル

ストリップの影響を制御します。
Blender2.6のEvaluationパネル

 

Modifiersパネル

アクティブなストリップに各種モディファイアを追加します。
ショートカットキーはShift+Ctrl+Mです。
Blender2.6のModifiersパネル

 

アクションストリップの編集

複製や拡大などのショートカットキーです。
他にもEditから編集動作を選択できます。

 

Gドラッグ
移動
S
ストリップを拡大
Shift+D
複製
Tab
編集モード切り替え
(2.71以降)Alt+D
リンク複製
(2.75以降)Shift+Tab
隠されたアクションの編集
(2.71以降)U
シングルユーザー化

 

アクションストリップの編集

 

トラック

レイヤーと似た階層構造で、上にあるものが後になります。
星をクリックするとアクティブになり、アニメーションとして実行されるトラックになります。
Blender2.6のトラック

 

アクティブなトラックにある選択中のストリップは黄色で表示されます。
アクティブトラックのストリップ

 

トランジション(ShiftT

2つの選択ストリップ間を滑らかに補間できます。連続した同じ動作を作成するのに便利です。
2つのストリップ間を補間

 

メタストリップ(ShiftG

複数のストリップを選択し、メタストリップ化すると1つにまとめて動かせます。
AltGで解除します。
メタストリップ

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