グリースペンシルはビュー上に直接ペンで描画するような感覚で使用できるツールで、シーンのレイアウトなど構想を補助する注釈を書き込む事ができます。
2.8系以降ではAnnotateに名称変更されており、単純な注釈用機能のみを持つツールです。
以下の解説は旧グリースペンシル向けであり、Annotateは新グリースペンシルとは異なります。
様々なエディター上で使用できます。
以下は3D Viewで使用する場合の解説です。
PropertiesN→Grease Pencilパネル→New Layerで新規レイヤーを作成します。
設定は現在選択されているオブジェクトに結びつきます。
レイヤーごとに描画する色や太さなどを設定できます。
無制限に作成でき、3D Viewのオブジェクトを置くレイヤーとは無関係です。
レイヤーをクリックしたり設定の変更をする事で選択状態になり描画の対象になります。
特定軸に対して平行に描画できます。
User Preferences→EditingでEraseモードのブラシの半径などを設定できます。
Tool ShelfT→Object Toolsパネルでツールのモードを選択します。
描画は現在選択しているフレーム上に描画されるので、通常のオブジェクトのアニメーションと同じく、フレームを連続再生してアニメーションを作成できます。
描画したいフレームを設定後、グリースペンシルで選択中レイヤーに描画します。
現在のフレーム以外の描画を薄く表示する機能です。
他のフレームに何を描画したかを確認するのに便利です。
各レイヤー→Onion Skinningを有効にして、Framesで描画する前後フレームの数を設定します。
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