Blender基本操作(3Dカーソル)

Blenderの3Dカーソルの解説
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3Dカーソル

3Dカーソルはオブジェクトを生成する位置、変形の基準として使用します。

 

3Dカーソル

 

使用バージョン
Blender2.49b~2.66a、2.80

 

 

3Dカーソルの位置合わせ

2.8系
Tキーのツールバーからカーソルアイコンを選択すると画面クリックで位置を変えられます(またはShift+右クリック)。

Blender2.8系の3Dカーソル操作

 

選択動作に右クリック割り当て時は左クリックでいつでも位置移動可能です。

2.7系以前
左クリックで位置を移動できます。

 

スナップメニュー

3D画面なので画面クリックで位置移動させると指定したい位置より奥に置かれてしまったり、視点に依存する為うまく位置を合わせられない事があります。
このような時は対象物に吸着させると位置合わせが簡単です。

 

Shift+Sキーでスナップメニューを表示します。
グリッドや選択中のオブジェクトなどに素早くスナップできます。

 

2.8系以降
パイメニューが表示されます。

スナップのパイメニュー

 

選択物:

(2.8系以降)Selection to Active
選択物をアクティブアイテムに
Selection to Grid
選択物をグリッドに
Selection to Cursor
選択物をカーソルに
(2.5系以前)Selection Center
選択物を原点に

 

3Dカーソル:

Cursor to Selected(2.5以前はCursor Selection)
カーソルを選択物の原点に

現在選択しているオブジェクトの中心点に3Dカーソルが移動します。
Object Modeではオブジェクトの中心点に、Edit Modeでは選択されている辺などが対象になります。
何も選択されていない場合は動作しません。
Cursor to Selected前 Cursor to Selected後

Cursor to Grid
カーソルをグリッドに

最も近いグリッドの交点に3Dカーソルが移動します。
テンキー7でグリッドを上から見た視点にしてから実行すると結果が分かりやすいです。
Cursor to Grid前 Cursor to Grid後

Cursor to Active
カーソルをアクティブに

最後に選択されていたオブジェクトや部位に3Dカーソルが移動します。
Object Modeではオブジェクトの中心点に、Edit Modeでは網点で表示されている面が対象になります。
何も選択されていなくても動作します(選択されている時はCursor to Selectionと同じ)。
Cursor to Active前 Cursor to Active後

Cursor to World Origin(2.7系以前はCursor to Center)
カーソルを各軸中心に

軸の原点(グリッド中央)に位置をリセットします。
ショートカットキーとしてShift+Cもありますが、表示オブジェクト全体が視界に入るように画面のズームが働きます。

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