Blenderモディファイア(UV Project)

指定したオブジェクトからテクスチャ画像を投影して操作
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UV Project

UV Projectは指定したオブジェクトからテクスチャ画像を投影して操作でき、デカールのようにマッピングできるモディファイアです。

 

ナイフツールなどで新しく辺を入れて動かすと通常はUV側には反映されない為貼られたテクスチャ画像が歪んでしまいますが、モディファイアで投影している場合は辺を動かしても画像が歪む事が無く便利です。

 

UV Projectモディファイアでテクスチャを投影

 

使用バージョン
Blender2.49b~2.62、2.80

 

 

UV Projectモディファイアパネル

投影を受けるオブジェクトを選択し、モディファイアを付加します。

 

2.6以降
PropetiesShift+F7Object ModifiersAdd Modifier→ModifyUV Project

Blender2.6のUV Projectモディファイアパネル

2.4系
Buttons WindowEditingF9Modifiersパネル→UV Project

Blender2.4のUV Projectモディファイアパネル

 

UV Map
使用されるUVレイヤー。UV展開されていない場合は選択できないのでモディファイアの使用不可
Projectors
投影用オブジェクトの数
Object
使用する投影用オブジェクト名
(2.7系以前)Image
使用する画像
(2.7系以前)Override Image
現在の面に指定されている画像を上記で指定した画像で上書きするか
Aspect X/Y
画像のアスペクト比
(2.5系以降)Scale X/Y
画像のスケール

 

使用例

投影を受けるオブジェクトには事前にマテリアルテクスチャを設定し、UV展開を行います。
簡単に展開したUVSphereを使用しました。
UV SphereのUV展開

 

投影用オブジェクトとしてPlaneを用意しました。

 

テクスチャ画像は以下を使用しています。
投影に使用するテクスチャ画像

 

投影用オブジェクトを動かすと、投影されたテクスチャも動きます。
UV Projectモディファイアでテクスチャを投影UV Projectモディファイアで投影用オブジェクトを傾ける

 

拡大縮小の影響も受けます。
UV Projectモディファイアでテクスチャを投影UV Projectモディファイアで投影用オブジェクトを拡大縮小

 

Applyで実体化すると、投影時の状態を反映したUVメッシュを作成できます。

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