Blenderモディファイア(Corrective Smooth)

Blenderモディファイア「Corrective Smooth」で変形後のオブジェクトの凹凸を滑らかにする
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Corrective Smooth

Corrective Smoothはアーマチュアなどで変形させた後に起伏を低減させて滑らかにするモディファイアです。
2.75以降の機能です。

 

起伏低減前の手オブジェクト起伏低減後の手オブジェクト

 

使用バージョン
Blender2.75

 

 

用途

メッシュを再構築してスムージングを掛ける事ができます。
形状を各軸に沿って滑らかにしたい時はSmoothモディファイアを使用します。

 

Corrective Smoothモディファイアパネル

オブジェクトを選択し、Propertiesヘッダー→Object ModifiersAdd Modifier→DeformCorrective Smoothを選択します。

 

Blender2.75のCorrective Smoothモディファイアパネル

 

Factor
オブジェクトを滑らかにする度合い。デフォルトは0.5。ドラッグによる数値変化では0が最低値で、直接数値を入力するとマイナス数値も可能
Repeat
スムージングを掛ける回数。デフォルトは5

 

Smooth Type
Simple
近接する辺、頂点の平均を使用
Length Weight
長さによって重み付けされた近接する辺、頂点の平均を使用

 

Only Smooth
メッシュの再構築を行わずスムージングのみを行う
Pin Boundaries
メッシュの縁をスムージング対象外とする

 

Rest Source
Original Coords
ベースメッシュの頂点座標をレスト位置として使用
Bind Coords
バインドした頂点座標をレスト位置として使用。Mirrorモディファイアなどで元頂点数と現在のメッシュの頂点数が合わない場合にBindボタンで現在のポーズをベースポーズとしてバインドする

 

使用例

デフォルト設定(Only Smoothは有効)での変化です。指などは形状が強く滑らかになるため細くなりやすいです。

 

使用前、使用後
起伏低減前の手オブジェクト起伏低減後の手オブジェクト

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